■短い会話文が3つです。
会話らしい日本語に訳してみましょう。
<会話例1> Gwenと母親の会話です。
A: Am I talking to the wall, Gwen?
「グエン、聞いてるの?」
B: What? What are you trying to tell me?
「なに?何が言いたいの?」
A: I’ve asked you to do the laundry and clean up the kitchen.
I know it no use talking to you because it goes one ear
and out the other.
「洗濯と台所を綺麗にするように頼んだでしょう。」
「聞いてないんだから行っても無駄、右から左なんだから。」
B: Wow! How can you be so mean?
「なにそれ!どうしてそんなに嫌みなの?」
A: If you think I am mean to you just pay more attention when
I talk to you.
「そう思うならどうして話をする時にちゃんと聞かないの?」
B: Whatever.
「どうでもいいわ。」
解説:
whateverをこのような使い方をする場合は、言う方も
それ相当の覚悟がいります。
相手が言っている事に対して「どうでもいいわよ。」と
投げやりな返答になります。
ですからここからまた口げんかがスタートする場合も
多々あります。
特に子供が親に対してこのような返答の仕方をすると
下記の会話例文のようになりかねませんね。
A: Did you finish your homework?
「宿題やったの?」
B: No. 「まだよ。」
A: Then do that now. 「じゃ今やりなさい。」
B: I’ll do it later. 「後でやるわよ。」
A: Hang up the phone and do it right now.
「電話切って今すぐやりなさい。」
B: Whatever.「どうでもいいわよ。」
A: You are grounded for one month. No more phone either.
Got it?
「一ヶ月の外出禁止。電話もダメよ。いいわね?」
B: That’s not fair, mom.「それってひどいよ、お母さん。」
<会話例2> お友達同士の会話です。
A: Your grandma is studying English!
「あなたのおばあちゃん英語の勉強をしているんだって!」
B: Yes. Can you believe? She’s going to be 77 this summer.
「そうなのよ.信じられる?この夏で77才になるのよ。」
A: Wow! What made her to study English?
「凄い!どうして英語の勉強をしようと思ったの?」
B: She’s always wanted to learn it, but she never got around
to it before.
「ず~と英語の勉強をしたかったんですって、でも勉強する
時間的な余裕がなかったんですって。」
解説:
get around to it = ~する為の時間を見つける、~する時間的
余裕ができる、~する機会をやっと見つけるです。
I’m sorry I can’t get around to it. ごめんなさい、そこまで
手がまわりません。
● Get around to + 動詞ingになりますので気をつけましょう。
☆ I finally got around to reading books.
やっと本を読む時間がもてたわ。
例文
A: I’ve been thinking of going back to school.
What do you think?
「学校に戻ろうと思うんだけど。どう思う?」
B: I think it’s a great idea.
You always wanted to go back to school.
「いい考えだと思うわ。 いつも学校に戻りたがっていたんだし。」
A: But I’m getting on in years.
Am I too old to learn?
「でも年を取っているし。年を取りすぎているかしら?」
B: Just give it a shot. You are never too old to learn.
You know that.
「やってみなさいよ。いくつになっても学ぶ事は
あるんだから。そうでしょう。」
give it a shot = やってみる、試してみる
I’ll give it a shot but I hope it’s worth it.
やってみるけどやるだけの価値があればいいけどね。
go back to school = 学業に復帰すると言う意味を持って
いますので覚えておきましょう。
● get on in years = 年を取る、
他にもput on years, not get any younger, grow olderの
ような言い方もあります。
A: Age doesn’t mean much.
If you want to learn something just go for it.
「年齢はそれほどたいしたことではないよ。学びたい事があるのなら
がんばってやってみたら。」
B: I know. But….
「そうなんだけど。。。」
A: Listen, John. You are never too old to learn.
「いいかいジョン、いくつになっても学ぶ事はできるんだよ。」
B: That’s true. I just got to stick with it, huh?
「そのとおりだよな。がんばりぬくしかないよな?」
go for it = いちかばちかやってみる
他にもdo itとも言えます。
Billy, don’t hesitate just go for it.
ビリーためらわないでやってみろよ。
● Go for itは人を励ましたりする時にも使えます。
例えば「思いっきりやりなさい。」
「がんばれ!」と言いたい時には最適ですね。
<会話例3> 女性同士の会話です。
A: It’s no use talking to him because it goes in
one ear and out the other.
「彼に話したって無駄だよ。聞いていないんだから」
B: Have you talked to him already?
「彼にはもう話したの?」
A: Oh yeah. He acts like he knows nothing about it.
「もちろんよ。彼はそれに対して何も知らない振りを
しているのよ。」
B: Do you want me to talk to him?
「私が彼に話してみようか?」
A: Be my guest.
「(話してみたければ)どうぞ」
解説:
no use + Verb+ingは~しても無駄だ。
There is no use arguing with him. 彼と議論しても無駄だよ。
It’s no use explaining to him again.
I don’t think he’ll get it.
彼にもう一度説明しても無駄だよ。彼理解できないと思うよ。
As you won’t change your opinions, there is no use
discussing about this matter.
意見を変えようとしないんだから、この件に関して
これ以上論議しても無駄です。
Be my guest.この例文の場合は話し手に許可や依頼を
求められた時の返答ですね。
意味としては
「いいですよ。どうぞ。ご勝手に。お好きなように。」です。
またbe my guest.には、食事をご馳走してあげるときにも
使いますので一緒に覚えておきましょう。
Be my guest, here. ここは私がご馳走するわ。
Really? Thanks. 本当?ありがとう。