英語を学んでいると、「should」と「had better」はどちらもアドバイスを伝える際に使われる表現ですが、そのニュアンスには明るらかな違いがあります。
should = ~したほうがいい
had better = ~すべきだ
「had better」は、提案に従わなかった場合に、問題や危険が生じる可能性があるときの注意喚起として使われ、やや強い命令口調や注意の意味合いが含まれています。例えば、「Something bad can happen if you don’t follow this advice.(このアドバイスに従わなければ、何か悪いことが起こるかもしれません)」のように、リスクを伴う場合に使用します。
一方で「should」は、相手にやさしく提案や意見を述べる表現です。相手に対して、あくまで「~したほうがいいんじゃない?」というニュアンスを伝えるのに適しています。
つまり、should = It’s a good idea(良い考えだ)という感じです。
You’d better watch what you say.
(自分の言葉に気をつけなさい。)
You’d better think before you speak.
(発言する前に一度考えたほうがいいですよ。)
You had better study harder or you will fail the test.
(もっと一生懸命勉強しないと、テストに合格できませんよ。)
You should ask your doctor about vitamins.
(お医者さんにビタミンについて相談してみたほうがいいですよ。)
You should watch your mouth.
(言葉遣いに注意したほうがいいですよ。)
また、「had better」と「must」を比較すると、「must」のほうがより強い命令の意味を持ちます。強さの順番としては、
should ⇒ had better ⇒ must となり、命令や警告の強さが次第に増していきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
By Yoko
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー