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「get on one’s nerves」|イライラさせる・腹が立つ

職場や日常生活で「あの人、本当にイライラさせる!」と感じた経験は誰にでもあるはずです。そんな気持ちをネイティブらしく表現できるイディオムが get on one’s nerves です。感情を自然に伝えるために、ぜひ使いこなせるようになりましょう。

基本用法|コアとなる意味と使い方

get on one’s nerves は「(人の)神経に障る・イライラさせる・腹を立てさせる」という意味のイディオムです。
nerve(神経)に直接触れるイメージから、「神経をざわつかせる=イライラさせる」と覚えると自然に記憶できます。

📌 基本構造

[人・物・行動] + get(s) on + [人]’s nerves

「〇〇が(私・あなた・彼女などの)神経に障る/イライラさせる」

主語:イライラさせる側の人・物・行動
one’sの部分:my / your / his / her / their などに変化

実践シーン別の例文

① 職場の人間関係【最もよく使われるシーン】

上司や同僚の言動にストレスを感じるとき、友人や家族に愚痴をこぼす場面で使います。

My boss really gets on my nerves.
上司には本当に腹が立つ。

He gets on everyone’s nerves at the office.
彼はオフィスで誰をもイライラさせている。

She always cuts me off in meetings — it gets on my nerves so much.
彼女はいつも会議中に私の話を遮る。本当に神経に障る。

② 日常生活・家族・友人関係

家族の癖や友人の行動がストレスになるとき、気軽に使えるカジュアルな表現です。

Stop tapping your foot — it’s getting on my nerves!
足を叩くのをやめて。イライラするから!

His constant complaining gets on my nerves.
彼がいつも文句を言っているのがイライラする。

My little brother gets on my nerves when he borrows my stuff without asking.
弟が断りなく私の物を借りるとイライラする。

③ 物や状況がイライラの原因になるとき

人だけでなく、音・状況・習慣なども主語になれます。

That loud music is really getting on my nerves.
あの大きな音楽、本当に神経に障る。

Waiting in long lines gets on my nerves.
長い列に並ぶのはイライラする。

All these pop-up ads are really getting on my nerves.
これらのポップアップ広告、本当に腹が立つ。

④ 強調して感情を表すとき

reallyabsolutely を加えることで、怒りや不満の強さを表現できます。

She really gets on my nerves when she ignores my ideas.
私のアイデアを無視するとき、彼女には本当に腹が立つ。

Honestly, his attitude absolutely gets on my nerves.
正直言って、彼の態度には本当に腹が立つ。

実践会話例

🗣 会話例①:新しい職場の愚痴を話す友人同士

Kelly: How is your new job?
「新しい仕事はどう?」
Jamie: Frustrating. The money is good, but my boss really gets on my nerves, you know.
「イライラしてる。給料はいいんだけど、上司には本当に腹が立つのよ。」
Kelly: Why is that? What does she do?
「どうして?彼女は何をするの?」
Jamie: She just doesn’t respect me. She’s a big shot at this company, so nobody goes against her.
「私のことを尊重してくれないのよ。彼女は会社では有力者だから、誰も逆らわないのよ。」
Kelly: That’s tough. Have you tried talking to her directly?
「それはつらいね。直接話してみた?」
Jamie: Not yet. I’m not sure it would help.
「まだ。効果があるかどうかわからなくて。」

🗣 会話例②:家族間でのちょっとした言い合い

Alex: Can you please stop humming? It’s getting on my nerves.
「鼻歌やめてくれない?イライラするんだけど。」
Sam: Sorry, I didn’t realize I was doing it. Is everything okay?
「ごめん、気づかなかった。大丈夫?」
Alex: Yeah, just stressed about work. It’s not really about you.
「うん、仕事でストレスがあって。あなたのせいじゃないよ。」

類似表現との使い分けポイント

「イライラする・腹が立つ」を表す表現は複数ありますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

get on one’s nerves
→ じわじわと、継続的にイライラさせる。習慣や繰り返しの行動に対してよく使う。
例:He gets on my nerves every day.
類似表現:He wears on my nerves. / He tries my patience.

annoy
→ 一時的・短期的なイライラ。よりシンプルで直接的な動詞。
例:That noise is annoying me.
類似表現:That noise is irritating me. / That noise is bugging me.

bother
→ 軽いレベルの不快感や迷惑感。やや丁寧なトーン。
例:Does the noise bother you?
類似表現:Does the noise disturb you? / Is the noise a problem for you?

drive someone crazy / up the wall
→ 非常に強いイライラ。口語的・インフォーマルな表現。
例:This traffic is driving me crazy.
類似表現:This traffic is driving me up the wall. / This traffic is driving me nuts.

応用・バリエーション|関連表現もセットで覚えよう

「有力者・大物」を表す表現

会話例に登場した big shot(大物・有力者)のように、同じ意味を持つ表現が英語にはいくつかあります。

big shot → 最も一般的でカジュアル

big fish →「大海の大きな魚」→ 影響力のある人物

big wig → やや古風・フォーマルなニュアンス

big wheel → 組織の中で重要な役割を持つ人

big deal →「重要人物」の意味でも使われる(文脈による)

感情を伝える関連イディオム

lose one’s temper → 怒りを爆発させる・キレる
例:He lost his temper and stormed out of the room.(彼はキレて部屋を飛び出した。)

be fed up with ~ → ~にうんざりしている
例:I’m totally fed up with his excuses.(彼の言い訳にはもううんざり。)

tick someone off → 誰かを怒らせる(インフォーマル)
例:It really ticks me off when people are late.(人が遅刻するのは本当に頭にくる。)

学習者が陥りやすい間違いと注意点

⚠️ 注意点①:主語はイライラさせる「側」
I get on my nerves.(意味が通らない)
My boss gets on my nerves.(上司が私をイライラさせる)
→ 主語は「イライラさせる原因(人・物・行動)」、目的語は「イライラしている人」になります。

⚠️ 注意点②:nerves は必ず複数形
get on my nerve
get on my nerves(複数形の s を忘れずに)

⚠️ 注意点③:フォーマルな場面での使用に注意
このイディオムはカジュアルな口語表現です。ビジネスメールや公式の場では、I find it frustratingIt’s quite irritating などのより丁寧な表現を使いましょう。

まとめ|今日の学習ポイント3つ

ポイント①get on one’s nerves は「継続的にイライラさせる」ときに使うイディオム。nerves は必ず複数形で使う。

ポイント②:主語は「イライラさせる側(人・物・行動)」、目的語の所有格(my / your など)は「イライラしている人」に合わせて変化させる。

ポイント③:カジュアルな会話で使いやすい表現。フォーマルな場では I find it frustrating などに言い換えると自然。類似表現(annoy / bother / drive someone crazy)との使い分けも意識しよう。


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