(be a) step ahead of
「~より一歩先を行く」という意味の表現です。英会話で使うときには、その単なる「一歩進んでいる」という意味を超えて、「~の前にすでに行動している」「予想して先手を打っている」といったニュアンスが込められます。
例えば、以下のダイアローグのように使われます。
Wife: Did you go to the bank for me? I asked you to change a 20-dollar bill into singles.
「銀行に行ってくれた?20ドル札を1ドル札に両替してほしいって頼んだわよね」
Husband: It’s one of David’s birthday gifts, huh? Oh boy!
「デイビッドの誕生日プレゼントの一つだよね?ああ、どうしよう!」
Wife: You forgot, didn’t you?
「忘れたんでしょう?」
Husband: Sorry, honey. I totally forgot about it.
「ごめん、全く忘れていたよ」
Daughter: Dad, don’t worry, I’ve been to the bank for you. I was one step ahead of you.
「お父さん、心配しないで。私が銀行に行ってきたから。あなたより先に行動していたの」
この例では、娘が「one step ahead of you」という表現を用いることで、「お父さんが忘れるだろうなと予想して、あらかじめ行動していた」という意図が伝わります。
また、英語の副詞 “totally” には「完全に」「まったく」という意味のほか、「本当に」や「すごく」といった意味合いもあります。強調したいときに使い分けると効果的です。
例をいくつか挙げてみましょう。
★ I am with you. 「君に賛成だよ」
★ I am totally with you. 「君に本当に賛成だよ」
★ I forgot. 「忘れた」
★ I totally forgot. 「全く忘れていた」
また、次のような会話も自然です。
★ She is so beautiful, isn’t she? 「彼女、きれいでしょう?」
☆ Oh, totally. 「本当に、とてもきれいだね」