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“put on” ~ 「太る、体重が増える」の使い方

 今回は、「put on」というフレーズの意味や使い方について、英会話の例文を交えながら見ていきましょう。普段の会話で意外に登場するこの表現。基本の意味は「太る、体重が増える」ということですが、実はほかにも「衣服を着る」「だます」「からかう」「ショーを催す」など、文脈によってさまざまな意味があります。ここでは主に体重に関する使い方に焦点を当てて解説します。

ダイアローグ例

Linda: I got to join the gym.
I have put on 15 pounds over the holidays.
「ジムに入会しなくちゃ。お休み中に15ポンド(約6.8kg)も体重が増えちゃったの」
Rima: 15 pounds! Oh my!
Exercise will help you work off those extra pounds.
「15ポンドも!? あらまあ! 運動すれば余分な体重も落とせるわよ」
Linda: Is it expensive to join the gym?
「ジムの入会費って高いの?」
Rima: Gym membership is usually between $40 and $100, depending on the facility.
「ジムの会員費はジムによって異なるけど、だいたい40ドルから100ドルくらいだと思うわ」
Linda: Do you think I need my own personal trainer?
「専用のパーソナルトレーナーも必要かしら?」
Rima: That’s up to you. Personal trainers aren’t cheap—they charge about $50 per session.
「それはあなた次第ね。パーソナルトレーナーは1セッション約50ドルと高いものよ」

 上記の会話例では、”put on” が「太る、体重が増える」という意味で使われています。また、”work off” は文脈に合わせて「徐々に減らす」という意味として使われています。他の例を見て、さまざまな使い分けを覚えてみましょう。

その他の例文

 ① My husband has put on 20 pounds since he came to LA.
  ―「夫はLAに来て以来、20ポンドも太ったのよ」

 ② Put on your coat when you go out.
  ―「外出するときはコートを着なさい」

 ③ Is he putting me on?
  ―「彼は、私をからかっているの?」

 ④ Why don’t you put some music on?
  ―「音楽でもかけたら?」

“work off” の使い方

 ”work off” は、もともと「徐々に減らす」という意味ですが、文脈によっては「疲労が取れる」「働いて借金を返済する」「仕事を片付ける」なども意味します。例文で確認してみましょう。

 ① I have to work off my debt to my friend.
   ―「友達に借りた借金を働いて返さなくてはならない」

 ② I go to the gym to work off my stress.
   ―「ストレス発散のためにジムに通っている」

 また、「They are expensive.」と言うところを、今回の会話では「They are not cheap.」という表現で、普段の会話中に自然に使われるニュアンスを学ぶことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 以上、今回の解説で英会話の中で使われる慣用表現 “put on” と “work off” の使い分けについて説明しました。英語表現はシチュエーションによって意味が変わることも多いので、実際の会話の中でどのように使われているかを注意深く聞いてみましょう。

 By Yoko


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